先日、タイレルの新型車両ルックスのファーストインプレションを記事にしましたが、カスタムしたのでその様子をご紹介します。
カスタムの概要
まずはカスタムの概要ですが、ホイールを大きい方の20インチ(ETRTO451)に変更してドロップハンドルにしました。
これだけでガラッと印象が変わります。
カスタムの詳細
では次にカスタムの詳細や注意点についてまとめます。
ホイールについて
最初に申し上げておきますと、タイレルの純正ホイールはホイール単体に保証が付いており、精度も良く性能も高いためこだわりがなければそのまま使用するのも良いと思います。
今回は2023年のサイクルモードで一目惚れしたJP industryさんのホイールがどうしても使用したかったのでこちらに変更しました。
JP industryさんは大手メーカーのOEMを手掛けており、今後はミニベロホイールを自社で出していくそうです。
2023年の9月よりリリース予定とのことですが、今回は先行して入手できました。
先行品(451-20″)の仕様 (※変更する可能性もあります)
重量(フロント):549g
重量(リア) :735g
ハブ:シマノ11s、スラムXDR対応
ハブ長(フロント):74mm(100mm用アダプタ付き)
ハブ長(リア) :130mm
リム:Kinlin XM250 (Width:21mm,Height:25mm)
付属品:スポークおさえ、スペアスポーク、リムテープ、クイックリリース
JP industryのホイールについては情報が入り次第、当ブログでも取り上げます。
「birdy用の18インチホイール」「ブロンプトン用の16インチホイール」も開発中とのことで期待大です。
ブレーキについて
今回のカスタムで一番難しかったのがブレーキです。
タイレルの方からはロングアーチブレーキなら入ると思うとの情報を頂いておりましたが、実際にやったことはないらしく現物合わせとなりました。
シマノのロングアーチブレーキBR-R451を用意しましたがそのままでは入りませんでした。
(参考)シマノBR-R451フロント用
(参考)シマノBR-R451リア用
これにリディアのオフセットブレーキシューを併用することで解決しました。
(参考)RIDEA(リディア)オフセットブレーキシュー BSR-95E Caliper Brake Shoes
リアについてもこの組み合わせで取り付けられました。
※一般的なロードバイクと比べてブレーキの効きはマイルドになる点ご注意ください
ハンドルについて
ブレーキをキャリパーブレーキにできたので、ハンドル周りは特に何も考えずに余っていたパーツでドロップハンドルにしました。
ステムについて
ステムはサスペンションステムに変更しました。
ミニベロ特有の硬さが気になっていたのでキネクトのサスペンションステムは本当に入れてよかったです。
満足度はかなり高いです。
(参考)サスペンションステム KINEKT(キネクト) ステム7° 90mm
デメリットとしては重量増です。
重量が気にならなければ本当におすすめです。
タイレル購入時にオプションとしても選べるのでぜひ検討してみてください。
フロントディレイラーについて
今回のカスタムではフロントディレイラーを入れました。
タイレルのルックスにはフロント変速用のケーブル受けが元々ついています。
ただし、フロントディレイラー用の台座はついていないので、オプションのバンドアダプタを購入しました。
純正品ということは、メーカーもカスタムを想定していると思われます。
純正品があると安心ですね。
サドルについて
サドルはフィジークのサドルが好きなので余っていたこちらを取り付けました。
既に廃番になっているので、相当品はこちらになります。
(参考)FIZIK(フィジーク) VERSUS EVO ANTARES(ヴァーサス エヴォ アンタレス) R3
最後に
タイレルのルックスはフレームとホイールが良いので、カスタムベース車としてもおすすめです。
今回はあくまでも一例ですが、皆さんも思い思いのカスタムをしてみてください。
私もこのカスタムに飽きたら別の方向で再度カスタムしてみようと思います。
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