パック燃料について改めてまとめてみる(固形燃料との違いは?)

100均キャンプグッズ

 メスティン炊飯などで固形燃料はよく聞くけど、パック燃料って・・・???

 以前こちらでパック燃料についてご紹介しましたが、今回改めてまとめてみます。

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価格・燃焼時間・主成分は?

 まず価格ですが、どちらも100円ショップで購入可能です。

 25g前後の燃料が3個で税込110円です。

 燃焼時間は27gのパック燃料が約20分です。 

 25gの固形燃料も約20分です。

 あくまでも一例ですが、実際の燃焼時間はどちらも20分30秒でした。

 ちなみに主成分はどちらもメタノールで同じです。

・パック燃料↓

・固形燃料↓

 というわけで、価格・燃焼時間・主成分にほとんど違いがありません

使い勝手は?

 一方、使い勝手についてはどうでしょうか。

 パック燃料は受け皿が必須となりますが、受け皿さえあれば固形燃料と同じように使えます

 固形燃料はアルミ箔付きのものであれば、受け皿がなくてもそのまま使用できる手軽さがあります。

 使用時の使い勝手は固形燃料がやや優勢でしょうか。

 次に運搬時について考えると、パック燃料はその形状からパッキングしやすいです。

 中身がジェル状なので、何かに詰めても形が変わってくれるので隙間なく詰めることができます

 固形燃料はうまく詰めても無駄な隙間ができるうえ、揮発の問題から固形燃料ケースに入れている方も多いです。

 パッキングに関してはパック燃料が有利です。

 また、保管時について考えてみると明らかにパック燃料の方が優秀です。

 パック燃料は揮発しにくく、同じニチネン製であれば固形燃料よりもパック燃料の方が保存期間2倍となります。

 保存期間が長いため、災害対策用の燃料としてもおすすめです。

実際の燃焼について

 燃焼時間はほぼ同じですが、実際の燃え方はどうでしょうか。

 実際にパック燃料と固形燃料の燃焼を比較しました。。

 火をつけた時の匂いが若干違いましたが、燃え方は同等でした。

 実際の燃焼時間を測定したところほとんど差がなく、どちらも燃焼時間は20分30秒でした。

 なお、燃えカスはこんな感じです↓

まとめ

 パック燃料についてまとめると次の通りです。

・燃焼時間や成分は固形燃料と同等
・パック燃料の方がパッキングに有利
・パック燃料の方が長期保存に向く
・パック燃料はトレーが必須
 (固形燃料はアルミ箔つきならそのまま使えます)

 個人的にはパッキングや長期保存性に優れているパック燃料をよく使っています

 長期保存可能なので、災害時の備蓄用も兼ねて割安なまとめ買いもおすすめです。

 ただし、固形燃料は致命的に劣っているわけでもなく、アルミ箔付きの固形燃料であればそのまま使える手軽さもあります。

 パック燃料のフィルムが燃える匂いが苦手な方もいるので、まずは実際に使用して確かめてみてください。

 次回はパック燃料と固形燃料の使用例をご紹介します。

 明日もお楽しみに!

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