自転車旅で必要なモノを一つずつ掘り下げていくシリーズです。
今回のテーマは自転車旅に持って行く現金についてです。
自転車旅に限らず、旅行ではキャッシュレス決済が浸透してきた世の中においても現金は必須です。
現金が必要な理由と、小銭を持ってないと困る理由についてまとめます。
意外な落とし穴があるので自転車旅に行く人は必読です!
現金が必要な理由
支払いが現金のみのお店がある
キャッシュレス決済は、そのキャッシュレスサービスの加盟店のみで使用できます。
あなたの身近なところ、例えば病院や診療所でキャッシュレス決済できるところを知っていますか?
他にも普段はあまり意識しないかもしれませんが意外とキャッシュレス決済ができないお店があります。
災害時にキャッシュレス決済ができない場合がある
基本的にキャッシュレス決済は電気と通信環境が必須となっています。
災害時に大規模な停電や通信障害が発生した場合、キャッシュレス決済ができなくなってしまいます。
また、大規模な災害時でなくとも、たまたまそのお店で端末の故障、電気や通信の障害が発生しても使用できない場合があります。
QRコード決済はスマートフォンの故障やバッテリー切れ、圏外で使用不可になる
QRコード決済はスマートフォンの故障やバッテリー切れ、圏外で使用不可となります。
最近は防水のスマートフォンも多いですが、自転車旅のようなアウトドアシーンでのスマートフォンの故障は意外とあるものです。
また、バッテリー切れや圏外に気を付けていても携帯電話サービスの通信障害によって使用不可になるケースもあります。
記憶している人も多いと思いますが、ソフトバンクは2018年に約4時間半にわたって大規模な通信障害がありました。
このような時もQRコード決済はできなくなります。
キャッシュカードが使えないこともある
キャッシュカードがあるからいつでも現金を引き出せると油断していませんか?
自転車旅に限らず旅行中では現金を引き出したいときにATMが近くにないという状況がよくあります。
また、私の身近な例では普段キャッシュカードを利用していない人が急にキャッシュカードを使う場面になって「暗証番号を忘れて引き出せなかった」という話がありました。
また、キャッシュカードの暗証番号を数回間違えるとロックがかかり現金を引き出せなくなります。
この場合は一定の手続きを取らないと解除できないので、自転車旅の途中で解除することはできないと思ってください。
メインバンクが地方銀行なので、自転車旅では普段使用していないゆうちょ銀行を使うといった場合は注意してください。
小銭がないと困る理由
小銭しか使えない場所が意外とあります!
・コインロッカーや鍵付きの下駄箱(銭湯や温泉等の入浴する際に必要で両替機がない場合もあります)
・いざという時の公衆電話
その他、ライトの電池蓋がコインで開けるタイプで「予備の電池を持っていたにもかかわらず硬貨がなくて電池交換ができなかった」という事例も目にしました(^-^;。
また、意外な落とし穴として両替しようとして、自動販売機や両替機を使用しようとしたら1,000円札しか対応しておらず結局両替できないケースもあります。
1,000円札は多めに持っておくといいでしょう。
まとめ
現金しか使えない場面があるので、自転車旅には現金を所持ておくようにしましょう。
旅慣れしていない人は「予想外に現金がなくなるのが早い」という状況に陥りやすいので、現金を多めに用意してください。
この場合は、キャッシュカードを当てにしてはいけません(旅先でATMが近くにあるとは限りません)。
また、小銭しか使えない場所があるので硬貨も所持するようにしてください。
硬貨がなく両替もできずに、入浴時にコインロッカーが使用できないという状況が発生します。
また、自動販売機や両替機では1,000円札以外のお札が使えないこともあるので1,000円札は多めに持っておくといいでしょう。
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