自転車旅で必要なモノを一つずつ掘り下げていくシリーズです。
自転車旅はレースではありませんが、なぜレーサーパンツがいいのか。
レーサーパンツが自転車旅におすすめな3つの理由と自転車旅用のレーサーパンツの選び方をまとめます。
インナーとしても優秀なので、見た目が嫌で躊躇している方も下着替わりに使用してみてはいかがでしょうか。
実際に私も自転車旅の途中の観光地ではレーサーパンツを下着替わりにしています。
レーサーパンツが自転車旅におすすめな3つの理由
とにかく快適
長距離を走行するロードレース用に作れらただけあってとにかく快適です。
長時間自転車で走行する自転車旅にも最適です。
速乾性・通気性が良く蒸れにくい
足の動きを邪魔しない
パッドが縫い付けてありお尻が痛くならない
サドルと接する部分に縫い目がなくゴロゴロしない
荷物が少なくなる
レーサーパンツの下は何も履きません。そのまま身に付けます。
つまり下着がいりません。
荷物点数が減り、生地も薄く嵩張らないので積載量に限りのある自転車旅に最適です。
洗濯してもすぐに乾く
自転車旅ではルートの関係でコインランドリーに寄れなかったり、悪天候により予想外に着替えが無くなったりすることがあります。
つまり、自転車旅では少量の洗濯物を手洗いする可能性があります。
実際に、ビニール袋に入れて手洗いし走行中に荷台に引っ掛け干すなんてこともやっていました。
乾燥機や脱水にかけられない手洗いの洗濯でもすぐに乾くレーサーパンツはとても便利です。
ちなみに自転車旅の洗濯事情はこちらでまとめています。
自転車旅用のレーサーパンツの選び方
どのメーカーでも考え方は同じですが、わかりやすいように私が使用しているパールイズミのレーサーパンツを例に説明します。
パールイズミの夏用のレーサーパンツにはコールドシェイドという商品がありますが、ワイドサイズのラインナップを除くとコールドシェィドという同じグレードのレーサーパンツが4種類も存在します。
では、自転車旅に使用するものはどれがいいのでしょうか(おすすめは最後の結論に記載します)。
パッドの形状や厚みが長距離に適したものを選ぶ
自転車旅では自転車に長時間乗車することになるので、ロングライド向きの形状でパッドが厚いレーサーパンツがおすすめです。
パールイズミのコールドシェィドには「3DRパッド」を採用したものと「3D MEGAパッド」を採用したものがありますが、「3D MEGAパッド」のレーサーパンツがおすすめということになります。
3DR ① 3層構造のクッションを適所に配置して、最も体重のかかる挫骨下や、前傾姿勢時に荷重のかかる前側部分に最適なクッショ性を配置あらゆる乗車姿勢にオールラウンドに対応
パールイズミHPより https://www.pearlizumi.co.jp/pad-2020
3D MEGA パッド ① 極厚パッドでお尻が痛くなりにくい
パールイズミHPより https://www.pearlizumi.co.jp/pad-2020
ビブタイプでないものを選ぶ
ビブタイプのものは肩紐のあるオーバーオールのような形状をしています。
ビブタイプの最大のデメリットは肩紐があるのでトイレの時に着脱が大変なことです。
パンツを下ろしたいのに一度 上半身の服を脱いで、肩紐を下ろさないといけません・・・。
自転車旅では途中で絶対にトイレに行くので、用を足しやすいビブタイプでないものがおすすめです。
ただし、ビブタイプは「腹部を圧迫しない」「パンツが下にずれてこない」という大きなメリットがあります。
体型によっては腹部の圧迫が強いストレスとなることがあります。
「トイレでの着脱の大変さ」と「腹部の圧迫によるストレス」を天秤にかけてあえてビブタイプのものを選ぶという選択肢もあります。
パールイズミの場合は「3D MEGAパッド」を採用したビブタイプのレーサーパンツもあります。
結論
自転車旅には長距離向けのパッドが採用されたビブタイプではないレーサーパンツがおすすめです。(注意:体型によって腹部の圧迫が強いストレスと感じる場合は、トイレでのデメリットを承知の上であえてビブタイプのものを選ぶという選択肢もあります)
パールイズミを例にすると、夏の自転車旅では「コールドシェィドメガパンツ」がおすすめです。
男性用
女性用は「3D MEGAパッド」を選択しようとすると、何故かこちらのUVカットのタイツのタイプしか選択肢がないです。
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