サイクリストの誰もが一度は経験したことがあるおしりの痛み。
今回はサドルの下に取り付けるサスペンスユニットAirSeatをご紹介します。
AirSeatはおしりの痛みを解消する一つの解決策になるかもしれません。
AirSeat
AirSeatとの出会いはサイクルモード東京2024。
とても気になったので実際に導入してみます。
AirSeatの生産国は台湾ですが日本語の説明書が付属しています。
保証書も入っています。
こちらがAirSeatの本体です。
上下方向の振動吸収がメインですが、もう一つスプリングが入っており水平報告やロール方向の振動も吸収します。
仕様確認
実際に取り付ける前に仕様を確認します。
主な仕様は次のとおりです。
特筆すべきは重量で約250gしかありません。
どの製品とは言いませんが、シートポストの重量と合わせてもシートポストサスペンションと比べて軽量になると思います。
※軽量なシートポストサスペンションもあります。ただし、その分AirSeatよりも高価になってしまいます
耐荷重仕様は80kg/100kg/120kgと3種類記載があります。
実は体重と自転車タイプ別に3種類用意されているので、自分の体重と自転車のタイプから最適なものを選択してください。
ほとんどのサドル・シートポストに対応しますが、一部対応していないものもあるので注意してください。
取り付け方法
取り付けはとても簡単で、5分程度でできてしまいます。
まずはサドルを取り外します。
次にシートポストにAirSeatを取り付けます。
次にAirSeatの両側にあるネジを外します。
するとこの小さなパーツが取れます。
小さなパーツを取り外したらAirSeat上部にサドルをセットします。
サドルをセットする時はサドル後部からスライドします。
先ほど取り外した小さなパーツを取り付けます。
両側あるので注意してください。
AirSeatが入った分、サドルの高さが高くなっています。
最後にAirSeatの分サドルを下げたら完了です。
なお、取り付け後はスプリングの調整は不要です。
(マウンテンバイクのサグ出しのような作業は不要です。)
実走した感想(個人の感想です)
乗った瞬間から違いを感じました。
サスペンションが上下するのを感じます。
ただし、普通に走る分には不快な底つきはありませんでした。
次にあえて凸凹した石畳の上を走ってみました。
凹凸に合わせて振動を吸収してくれるのが分かりました。
なお、明日投稿する動画ではサスペンションが上下する様子を確認できます。
動画もぜひ見てください。
最後に(どんな人に向いているか)
簡単に取り付けできるので、おしりの痛みに悩んでいる方は検討してみる価値はあります。
また、振動による衝撃は長距離になればなるほど蓄積していくのでロングライドを楽しんでいる方にもおすすめできると思います。
また、グラベルロードを楽しんでいる方も検討してみてください。
AirSeatは今までにない製品だと思います。
気になった方はぜひ導入を検討してみてください。
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