自転車旅で必要なモノを一つずつ掘り下げていくシリーズです。
自転車旅での洗濯は、多くの場合コインランドリーを使用することになります。
最近は洗剤を自動投入する洗濯機が普及し、ほとんどのお店で洗剤不要ですがお店によっては自分で洗剤を投入しなければならないところもあります。
また、状況により少量を手洗いする可能性もあります。
自転車旅における実際の洗濯物事情とそこから考えられる洗剤を選ぶときのポイントについてまとめます。
自転車旅の洗濯物事情
コインランドリーでは一番小さい洗濯機でも数日分は入ります。
そのため、時間やお金の節約のために数日分をまとめて洗うことになります。
ただし、自転車旅では積載量に限りがあるため洗濯物を溜めておくと「ルートの関係でコインランドリーに寄れない」ことや「悪天候」により、予想外に着替えが無くなることがあり得ます(少量の洗濯物を手洗いする可能性があり得ます)。
化学繊維はすぐに乾くので、レーサージャージやレーサーパンツ等の自転車ウェアはビニール袋に入れて手洗いし、走行中に荷台に引っ掛け干すなんてこともやっていました。
また、自転車旅の場合は日常の洗濯物と違い汗や皮脂汚れが特に気になるでしょう。
これらを考慮して自転車旅向けの洗濯洗剤を考えてみましょう。
自転車旅向けの洗濯洗剤の選び方
結論から言うと、個包装の粉末洗剤がおすすめです。
理由
・(個包装なので)携行性に優れており計量の必要がない
・(液体洗剤比べて)少量使用するのに向いているから
・(液体洗剤比べて)汗や皮脂汚れが良く落ちるから
洗濯事情から考えて、家庭用の洗濯洗剤をそのまま持って行く人はいないでしょう。
個包装の洗剤であれば携行性に優れており、コインランドリーで洗剤を投入する際も軽量の手間がありません。
また、少量を手洗いする場合を考えると粉末洗剤なら使い切らなくても輪ゴム等で止められるので残りを捨てなくて済みます。
さらに、粉末洗剤は弱アルカリ性のものが多く、液体洗剤と比べて汗や皮脂等の酸性の汚れをよく落とします。
自転車旅では日常の洗濯物と違い汗や皮脂汚れが特に気になるので、汚れ落ちの観点からも粉末洗剤はおすすめです。
なお「粉末洗剤はどうしても洗剤残りが気になる」という方は個包装の液体洗剤もあります。
粉末洗剤と比べた時のデメリットを知ったうえで使用するならこちらも選択肢となるでしょう。
結論
自転車旅での洗濯物は基本的にはコインランドリーを使用しますが、洗剤を自分で投入する洗濯機があること少量を手洗いする可能性があること、汗や皮脂汚れが気になることを考慮し、個包装の粉末洗剤を持って行くことをおすすめします。
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