ソーヨータイヤは競輪やチューブラータイヤではとても有名な老舗ブランドで、実はクリンチャータイヤもひっそりと販売しています。
私はここ数年はずっとソーヨーのトゥルーアンスを使用しています。
タイヤの特徴からどうして使い続けているのか、どんな人におすすめなのかを説明します。
トゥルーアンスの概要
まずは概要です。
私が使っているトゥルーアンスは700x23Cのタイヤです。
重量は220gと軽量で、カラーは「ブラック」と「レッド/ブラック」の2色あります。
※700x25Cもあります。25Cの重量は246gです。
定価は税込¥5,280ですが、実売価格はもう少し安いです。
ウエットな路面でもグリップ力を発揮できる様にトレッドはミックスパターンで、サイド部にはグリップ力の高いコンパウンドを使用しています。
推奨空気圧は6.8〜8.3barです。
さて、概要だけ見るとハイエンドよりちょっと下の普通のロードバイク用タイヤに見えますが、実はトゥルーアンスには他の製品にはありそうでない特徴があります。
トゥルーアンスの特徴
トゥルーアンスのキャラクターはとてもわかりやすいです。
一言で言うと「グリップ性能に優れたツーリングタイヤ」です。
他社のツーリングタイヤ・トレーニングタイヤは、耐久性や価格の安さに焦点を当てている商品が多い印象ですが、トゥルーアンスはグリップ性能に焦点を当てているタイヤです。
しかも面白いのが、タイヤの色によって性能が違うんです。
ブラック→「レッド/ブラックよりもドライ路面のグリップ力と転がり抵抗の軽さに優れている」
レッド/ブラック→「ブラックよりもウェット路面のグリップ力に優れている」
もう一つの特徴は耐パンク性能です。
耐パンク用の保護層が2層あって、そのうちの1層がサイドまで来ているので通勤・通学などの普段使いにも心強いです。
実際にガラス片が垂直に刺さったことがあったのですが、その時もケーシングを貫通せずパンクしませんでした。
数年間使用してパンクは1回もありません。
どうして使い続けているか・どんな人におすすめか
私はロードバイクを普段使いしているので、安価なツーリングタイヤやトレーニングタイヤを選ぶことが多いです。
と、ここまでの条件だと色々な選択肢があり、トゥルーアンスを選ぶ理由にはなりません。
で、ここからがトゥルーアンスを使い続けている理由になるのですが、私は普段使いしている中で、雨の日にも乗ります。
また、交通量の多い幹線道路を走るのでパンクの原因となる異物を踏むことが多いです。
ですので、ウェットな路面のグリップ力に優れていて耐パンク性能も高いトゥルーアンス(レッド/ブラック)がベストチョイスでした。
グリップ力が高い分トレッドの減りが早い気もしますが、トゥルーアンスは安価・グリップ力・耐パンク性能の3点を重視している人におすすめです。
23C
25C
ちなみに今回は取り上げませんでしたが、より上位モデルのトゥルーアンスプラスという製品もあるのでご参考までにリンクを貼っておきます。
コメント