前回は少し歯切れの悪い終わり方をしてしまいましたが、私が使用しているABUSについてご紹介します。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、ABUSの自転車用ロックはヨーロッパでシェアNo.1です。
「みんなが使用しているので安全」というつもりではなく、これはあくまでも1つの数字です。
私がABUSを使用している理由についてとロックの種類別のおすすめをまとめます。
ABUSを使用している理由について
盗難見舞金制度がある
まず初めに、他のメーカーでは見かけない盗難見舞金制度があることです。
条件があり、私はこの制度の対象外ですがこういった制度を設けること自体が製品への自信の表れと解釈しています。
3年間 最大120,000円のお見舞金をお支払い!!
ABUS盗難見舞金制度より https://diatechproducts.com/abus/tonan.html
※条件があるので利用したい方は上記の「ABUS盗難見舞金制度」をご参照ください。
各種試験を実施ている
次に私が注目したのは「ABUS factory tour in Germany ABUS訪問レポート」です。
このレポートから各種破壊試験を実施していることが伺えます。
また、低温脆性や耐食性についてもちゃんとみているようです。
個人的にはもう少し詳しく見たいところですが(^-^;
ABUS独自のセキュリティレベルの上位にブレードロックが入っている
最後に私が注目したのはABUS独自のセキュリティレベルについてです。
ABUS独自なので他社間との比較には使えませんが、ABUS製品内では比較が可能になっています。
特筆すべき点は、このセキュリティレベルの上位にブレードロックが入っていることです。
ブレードロックはブレードが頑丈でも構造上関節部分が弱点となってしまいます。
しかし、ABUSのブレードロックは「構造上頑丈に製造できるU字ロック」と同じセキュリティレベルの製品が存在します。
このことからものづくりに対して堅実にアプローチをしていると考えられます(各種試験や部品の精度や品質管理etc。いろいろな工場を見てきた私個人の感想ではありますが)。
以上、3点から私はこのメーカーは信頼できるメーカーと考えてABUSを使用しています。
おすすめのモデルについて
Uロック(U字ロック)
U字ロックは構造上頑丈に製造できます。
重さや携行性よりもとにかく頑丈さが欲しい方にはセキュリティレベルの一番高いこれがおすすめです。
U字ロックは地面に固定されたモノに括り付ける(所謂 地球ロック)には長さが足りことがあります。地球ロックがやりづらいことが欠点で、ワイヤーロックやチェーンロックと一緒に使うことも多いですが、この製品ならU字ロックと地球ロックが一緒にできます。
ケーブルロック(ワイヤーロック)
ワイヤーロックは軽量性と使い勝手の良さが売りですが、他の方式と比べて切断されやすいです。
ケーブルロックシリーズには盗難見舞金制度が適用された製品はありません。
ただし、使い勝手の良さから他の方式のロックと組み合わせて使用したり、使用するシーンによっては選択肢に入ります。
キー方式ならこちらがおすすめ。
ダイヤル方式ならこちらがおすすめです。
アーマードロック(ケーブルロックをスチールシェルでカバーしたもの)
ケーブルロックスチールシェルでカバーしたモデルです。
こちらは盗難見舞金制度適用の製品があります。
使い勝手や重量が気になる方はこちらのモデルがおすすめです。
チェーンロック
バリエーションが豊富なので「長さ、重量、頑丈さ」のバランスを考えて自分に最適なモデルを探すことができます。
とにかく頑丈なチェーンロックが欲しければこちらがおすすめ。
上記はバイクにも使えるもので少し過剰かも。自転車で頑丈なチェーンロックと言えばこちら。
重さが気になる方はこちら。
その他いろいろなバリエーションがあり、キー方式やダイヤル方式も選べます。
ブレードロック
ブレードロックは携行性に優れています。
ブレードロックは構造上関節部が弱点となりますが、ABUSのブレードロックは違います。
盗難見舞金制度も適用される頑丈な製品をご紹介します。
とにかく頑丈なブレードロックが欲しければこれ。
バランス重視はこちら。
フレームに取り付けられるマウント付きで使い勝手が良く、使い勝手重視であればこれ(それでもセキュリティレベルは7とアーマードロックよりも上位になります)。初めての購入であればこれかチェーンロックがおすすめです。
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