以前よりセリアで販売していたシェラカップ用おろし器ですが、ダイソーからも発売されました。
せっかくなのでセリアのおろし器も交えて5回に分けてご紹介します。
第1回 ダイソーシェラカップ用おろし器
第2回 セリアシェラカップ用おろし器
ココ→ 第3回 ダイソーとセリアの比較
第4回 使用例
第5回 動画
ダイソーとセリアの比較(外観や仕様について)
ダイソーとセリアのシェラカップ用おろし器について比較します。
まずは仕様についてみてみます。
パッケージから出したものがこちらです。
外観の違いを見てみると、まずシェラカップの淵に引っ掛ける爪がダイソーが4つでセリアが5つです。
またダイソーには薬味おろしがありますが、セリアには薬味おろしはありません。
ちなみに薬味おろしの棘は一番小さくて指で触っても痛くありませんでした。
棘の鋭さでいうと セリア>ダイソー(通常)>ダイソー(薬味おろし) の順番です。
後述しますが、これがおろした後の仕上がりに直結しました。
次に仕様についてみてみます。
両方ともφ12cmのシェラカップに使用することを想定しているようですが、シェラカップの淵に引っ掛ける爪まで含めるとダイソーが126mmでセリアが123mmです。
φ12cmのキャンドゥのシェラカップに取り付けてみると・・・
ダイソーは逆さまにすると落ちてしまいます。
セリアは逆さまにしても落ちません。
固定力は圧倒的にセリアの方が強いです。
ただし、セリアのシェラカップ用おろし器は寸法としてはφ12cmのシェラカップにジャストフィットでしたが、逆にいうとスノーピークのシェラカップはかなり力を入れないと入らないかもしれません。
(参考)各社シェラカップの比較表
メーカー | キャン★ドゥ | キャプテンスタッグ | スノーピーク | ユニフレーム |
型番 | 記載なし | M-5514 | E-103 | No.667743 |
サイズ(約) | φ120×170×45mm | φ120×45mm | φ122×45mm | φ119×175×41mm |
重量(約) | 100g | 100g | 100g | 95g |
容量(約) | 320mL | 320mL | 310mL | 300mL |
材質 | 18-8ステンレス鋼 | 18-8ステンレス鋼 | 18-8ステンレス鋼 | ステンレス鋼 (詳細不明) |
目盛り(mL) | 90,180, 50,100,150,200,250 | 90,180, 50,100,150,200,250 | 100,200 | 180, 50,100,150,200 |
価格(税込) | ¥550 | ¥1,760 | ¥1,210 | ¥1,100 |
続いて重量ですが、ダイソーは33gでセリアは34gでした。
これはほとんど同じですね。
ダイソーとセリアの比較(おろした時の仕上がりについて)
肝心のおろし器としてはどうでしょうか。
まずはダイソーのおろし器から使用してみます。
おろしている時の感覚は普通のおろし器と同様です。
おろした面はこんな感じで普通におろせています。
今度は薬味おろしの部分でおろしてみます。
棘が低く小さいので、おろす効率は落ちますがかなり細かく下ろせた印象です。
おろした面はこんな感じで先ほどよりも細かくおろせていることがわかります。
最後に棘が一番鋭かったセリアのおろし器を使ってみます。
こちらもダイソーと同じく、おろしている時の感覚は普通のおろし器と同様ですが、ダイソーのものよりもサクサクおろせたような気がします。
おろした面を確認すると一番荒いことがわかります。
出来上がりはこちらです。
ダイソーの薬味おろしが一番ふんわりとおろすことができました。
ダイソーの2つを拡大したものがこちら。
指で揉むと明らかに薬味おろしの方が粒が細かくてフワッとしています。
一方こちらはセリアのおろし生姜です。
明らかに粒が一番荒かったです。
最後に
正直、おろし生姜の仕上がりにここまでの違いが出るとは思ってもいませんでした。
味にこだわる方は、どちらとも税込¥110なので利用方購入して確かめて欲しいです。
とりあえずおろせればいいという方は薬味おろしもついているダイソーが良いと思いますが、手持ちのシェラカップとちゃんとフィットするかは現物合わせになります。
キャンドゥのシェラカップと相性が良いのはセリアだったので、この点も検討の要素になってくると思います。
ちなみに完璧なフィッティングを求める方はキャプテンスタッグで揃えるという手もあります。
流石に価格では100均に負けますが、こちらはスライサー付きでさらに便利です。
次回は使用例として、このおろし生姜を使用してちょっとしたものを作ります。
明日もお楽しみに!
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