ロングツーリング時の荷物を減らす工夫と減らしてはいけない荷物

自転車に関する小話

 自転車のロングツーリングの場合、持っていける荷物に限度があります。

 私はロングツーリングを繰り返すたびに荷物がどんどん少なくなってきました。

 ロングツーリングの準備をする方に、荷物を減らす工夫(考え方)減らしてはいけない荷物をご紹介します。

 また、荷物を減らす目的が「軽量化」や「容積減」だけだと思っている方には意外な落とし穴があるので、それについても触れてみます。

機能が似ているものはどちらか片方だけにする

 具体例としては、こんな感じです。

「LEDランタン」と「前照灯」→「前照灯」のみ

「ウインドブレーカー」と「レインウェア」→「レインウェア」のみ

「鍋」と「皿」→「鍋」のみ

 まず最初の例から。

 LEDランタンはキャンプではなくてはならないものですが、自転車でのロングツーリング時には必ず前照灯を持っていく必要があります。

自転車用の前照灯とポジションライト

 私はLEDランタンは持って行かずに前照灯で代用していました。

 前照灯は光の指向性が強くて一見すると代用できないように思われますが、ビニール袋を被せれば光が拡散されてLEDランタンのように使えます。

前照灯にビニール袋を被せてLEDランタンとして使用

 また、最近のポジションライトは照射角度がかなり広いものもあります。

 照射角度が広いポジションライトなら、そのままLEDランタンの代わりになるものもあると思います。

照射角度が広いポジションライト

 次の例です。

 私は防寒着としてウインドブレーカーの替わりにレインウェアを使用していました。

ゴアテックス素材のレインウェア

 レインウェアは風を遮りウインドブレーカーの替わりになりますが、ウインドブレーカーは耐水性がなくレインウェアの替わりになりません。

 注意点としては、レインウェアには基本的に蒸れを防止するベンチレーターがありません。

 メッシュや開口部があることで蒸れを防ごうとすると雨が入ってくるからです。

 オススメは水は通さないが空気を通すゴアテックス素材のレインウェアです。

 ちなみに「ウインドブレーカーは軽量なので両方持って行っても苦じゃない」という意見があると思います。

 実はここに落とし穴があります。

 荷物を減らす目的が「軽量化」や「容積減」だけではないからです。

 ここで私が持っている自転車専用のサイドバッグを見てみましょう。

私が愛用しているサイドバッグ

 このサイドバッグは防水性に定評がある有名なものですが、写真を見てわかる通り開口部が一つしかありません。

 開口部が一つしかない場合、目的のモノがバッグの底面にあると必要ないものを一度出してからでないと取り出せないということになりかねません。

 アイテム数が多いと、目的のモノを取り出すのにとても大変でストレスです。

 いくつかのポケットが付いたサイドバッグもありますが、バッグの”すぐにモノを取り出せる”ところは限られています。  

 アイテム数を減らすことで、探す手間が無くなります。

 最後の例です。

 私はロングツーリングにお皿を持っていくことをやめました

私が最初に愛用していたコッヘル

 私が最初に愛用していたコッヘルはスタッキングできるお皿が3枚も付属したとてもお得なものでした。

 しかし結局、キャンプシーンで暖かいものを食べるときに取っ手のないお皿は熱くて持てませんでした。

 また、鍋としても使えるコッヘルからそのまま食べたほうが洗い物も少なく結局お皿は使わなくなってしまいました。

私が愛用しているコッヘル

 現在はソロでロングツーリングに行くときは「大コッヘル」「中コッヘル」「蓋 兼 フライパン」の3つを持って行っています。

 特にこの「蓋 兼 フライパン」はとても便利で、これを活用することで別の荷物を減らせることができます(詳しくはまた別の記事にする予定です)。

 また、現在愛用しているこのコッヘルは鍋底と取っ手以外は全てテフロン加工がしてあります。

 コッヘルの淵までテフロン加工がしてあると湯切りがとてもいいため、注ぐお湯がとても細くなりコーヒーのドリップもできます。おかげでケトル(やかん)は不要になりました。

 また、洗い物も楽になるし、お水が使えない場所でもティッシュペーパーなどで汚れを落とせるため、テフロン加工のコッヘルはおすすめです。

実用性に乏しいものはあえて持っていかない

 最近はキャンプブームで焚火がとても人気で、いろいろな焚火台があります。

 また、ロマンあふれるオイルランタンも流行っています。

 私も好きですがロングツーリングに行く時には持っていきません。

 理由は私がロングツーリングに行くのは「自転車の旅」がメインテーマだからです。

 基本的に朝早く出発して夜は早めに寝ます。

 設営や撤収時間は極力減らしています。

 ただ、実用性がなくても持っていきたい気持ちはすごくよくわかります。

 私も実は「実用性がなくロマンだけのギア」を持って行くことがあります(^-^;

 なのであまり偉そうなことは言えませんが「自転車はあくまでも移動手段でキャンプを楽しみたい」「自転車で〇〇を縦断する(または一周する)」等、ロングツーリング時の目的をはっきりさせると客観的な視点で考えられるかもしれません。

 自分への戒めも少し含めて「実用性に乏しいものはあえて持っていかない」としました(^-^;

自分で妥協できるものを探す

 冒頭の「機能が似ているものはどちらか片方だけにする」については旅慣れしないと見えてこないかもしれません。

 ですが「自分で妥協できるものを探す」と考えると見えてくるものはあるはずです。

 例を挙げてみます。

「シャンプーはいるけどリンスはいらない」
「お箸はいるけどフォークはいらない」
「普段は電動髭剃りを使用しているけど使い捨て髭剃りで十分」
「包丁は使いやすいけどナイフで十分」 等々

 一つ一つは微々たるものですが、この考え方が荷物を減らす工夫に繋がります。

 妥協点が見つかったら、本当にそれでいいか実物を用いて必ず検証してください。

 私は試さずに後悔した例が2つあります。

 オピネルのナイフと爪切りです。

下がオピネルのナイフ

 写真上のようなツールナイフを買ったのでナイフはいらないと思い、愛用していたオピネルのナイフを持って行かなかったことがありました。結局、現地で包丁を買いました・・・。

ただの爪切り。だがそれがイイ(笑)

 こちらもツールナイフに爪切りが付いていたので持って行かなかったのですが・・・ダメでした。

注意点(減らしてはいけない荷物)

 荷物を減らすことはメリットが大きいです。

 ただし、安全に関するものは減らさないでください。

 場合によっては命の危険もあります。

 例を挙げます。

防寒に関するもの(寝袋や防寒着等)

水分や食料(買い物ができない地域では余分に持っていた方がいいです)

補修パーツや工具類(人里離れたところで走行不能になると危険です)

視界確保に関するもの(ライトの予備バッテリや視力補正器具関係等)

まとめ

 実はこの話題は簡単にまとめられないものだと思います(まだまだ書き足りないです)。

 今回のお話のエッセンスだけを箇条書きにします。

 機能が似ているものは工夫してどちらか片方だけ持って行くことにします。

 「アイテム数を減らし探す手間を無くす」という観点からも考えるようにします。

 実用性に乏しいものはあえて持っていかないようにします。

 自分で妥協できるものを考えて、見つかったら出発前に試してみるようにします。

 減らしてはいけない荷物があります。

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