先日はセリアのアルミクリームケースでアルコールストーブを自作しましたが、今回はキャンドゥの携帯灰皿でアルコールストーブを自作しました。
前回までの「概要」「作り方」に続き、今回は使用例をまとめます。
使用前の準備
燃料のアルコールは20mL使用します。
燃料用のアルコールの比重をおよそ0.8とすると25gで20mLとなります。
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五徳はポケットストーブを使用します。
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ポケットストーブを広げて自作アルコールストーブをセットします。
ちなみに使用後はそのままポケットストーブの中に収納可能です。
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あとは、クッカーを準備します。
アルコールストーブのサイズ的にはダイソーやキャンドゥの小型のメスティンがちょうどいい組み合わせだと思います。
ただ、炊飯以外の用途であれば普段使用してる鍋の形状をしている丸型のクッカーが使いやすいです。
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今回はキャンプで愛用しているエバニューのチロルノンスティッククッカーを使用します。
廃盤なのですが、テフロン加工がしてありとても使いやすくて個人的にはぜひ再販してもらいたい一品です。
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今回は多めの水を沸かして火力を確かめつつ、コーヒーを淹れて楽しみたいと思います。
実際の使用
アルコールストーブに火をつけて・・・。
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お水をいれたクッカーをセットします。
お水は500mL入れました。
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ちょうど10分後に500mLのお水が沸騰しました。
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炎はまだ燃えていてこんな感じでした↓。真ん中の円形部分から綺麗な青い炎が出ていました。
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燃焼時間はトータルで19分程度でした。
ちなみに、炎は付属の蓋を被せることで鎮火させることも可能です。
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コーヒーを淹れてまったりとしました。
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完全に余談ですが、淵までテフロン加工したクッカーは湯切れが良くて細いお湯が作れます。
ドリップコーヒーを淹れる際に役に立つので重宝しています。
最後に
実際に使用してみて普通に使えるアルコールストーブだと思いました。
何より、このサイズ感がとてもいい感じです。
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ポケットストーブの中にしまっておけば、さっと出してすぐに使えます。
3回に渡ってご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
作り方はそこまで難しくないので、興味があれば真似してみてください。
なお自作アルコールストーブはあくまでも自己責任となる点はご了承ください。
加工が難しいと感じる方や自己責任が気にかかる方のために、アウトドアブランドのアルコールストーブのリンクを貼っておきますね。
高いと感じるか、安いと感じるかは人それぞれですが、実は有名なトランギアでも正規品で¥2,000台で手に入ります。
ご参考までに。
ちなみにエバニューならチタン製でも¥2,000台で手に入ります。
なお、アルコールの運搬は耐薬品性を考慮し専用の容器を使用することを強くおすすめします。
こちらであれば、充填時にこぼれたり溢れたりしにくいので、使用時の安全性という点でもおすすめです。
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