先日、キャンドゥでアルコールストーブを購入したのですが「アルコール燃料の量を調節できない」ので、炊飯用にちょうどいいアルコールストーブを作成しました。
価格もほぼ100円で、工具を使わずに作成できます。
ちょこっとストーブの中に収納もできて とっても便利です!
「概要」と「使用例について」2回に分けてご紹介します。
準備するもの
スチールウールを用意します。
私は前回使用した残りを使いまます。
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次に本体となる部分ですが、これはセリアの「クリームケースアルミ」を用意します。
化粧品コーナーの近くに置いてありました。
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あくまでも化粧品等の詰め替え用に作られたものなので、自作するのは自己責任となります。
作り方
まずはスチールウールを取り出して・・・。
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クリームケースに入るようにほぐします。
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クリームケースにスチールウールを詰めます。
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詰め終わったら、ケバ立っている部分をハサミで切りそろえます。
「茶こし」や「ざる」などの金属製の網をクリームケースより少し大きめにカットして、スチールウールの上から被せるとより綺麗な仕上がりになります。
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なお、フタは消火用にも使用したいので、フタの中敷きは外しておきます。
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これで完成です!
重量やサイズについて
重量はなんと16gで超軽量です。
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サイズは約 直径55x高さ22mmです。
計算上はスチールウールなしで満容量が約50mLですが、スチールウールを入れた分も考慮し使用時は20〜30mLのアルコール燃料を入れることになります。
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キャンドゥのアルコールストーブと比べると大きさは一目瞭然。
セリアの自作アルコールストーブの方が小さいです。
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高さも半分以下です。
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薄型なので、ダイソーやキャンドゥで販売しているちょこっとストーブの中にも入ります。
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このセットがあれば、野点コーヒーや炊飯の強い味方になってくれそうです。
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なお、ダイソーやキャンドゥではちょこっとストーブの品切れが続いているようです。
ネットでも同等品がほとんど同じ値段で販売されているので、一応リンクを貼っておきます。
最後に
素敵なアルコールストーブができましたが、あくまでも自己責任となる点ご了承ください。
「せっかく自作しないでもアルコールストーブが手に入るようになったのに自作するのはちょっと・・・」という方は、再度アウトドアブランドのアルコールストーブを確認してみてください。
高いと感じるか、安いと感じるかは人それぞれですが、有名なトランギアでも正規品で¥2,000台で手に入ります。
さらにエバニューならチタン製でも¥2,000台で手に入ります。
なお、アルコールの運搬は耐薬品性を考慮し専用の容器を使用することを強くおすすめします。
こちらであれば、充填時にこぼれたり溢れたりしにくいので、使用時の安全性という点でもおすすめです。
次回は自作のアルコールストーブを使った使用例をご紹介します。
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