金属製のシェラカップは、食器やコップだけでなくクッカーとしても使用できます。
今回は炊飯に適したシェラカップは何かをまとめます。
シェラカップ炊飯は少し難易度が高めです。
逆にシェラカップで炊飯ができるようになれば、ほとんどのクッカーで炊飯ができるようになるので是非チャレンジしてみてください。
第1回 実践編(シェラカップ炊飯の流れを確認)
第2回 注意点(シェラカップで炊飯する時の注意点をまとめます)
ココ☞ 第3回 考察(炊飯に適したシェラカップとは)
炊飯に適したシェラカップの条件について
直火に対応している
これは適した条件というよりも必須条件です。
私は注意書きに直火禁止の旨が書かれたダイソーのステンレス手付ボウルを自己責任で使用していますが、これは材質が金属だから使えると判断しているだけであって、同じく直火禁止のプラスチック製のシェラカップは絶対に調理には使用しません。
必ず金属製のシェラカップを使用します。
ただし、金属製でも塗装してあるものは直火によって塗装が剥げるので使用しないでください。
(使用禁止の例:キャプテンスタッグのブルーブラックコートシェラカップ。コップや食器としては汚れが付きにくくとてもおすめですが、全体的にフッ素加工がしてあるので直火禁止です)
ステンレス製もしくはアルミ製が良い
シェラカップ炊飯では熱が集中するとすぐに焦げてしまいます。
チタン製のシェラカップは熱伝導率がステンレスやアルミと比べて悪いため、熱が集中してしまうため炊飯向きとは言えません。
チタン製のシェラカップでも炊飯できなくはありませんが、ステンレス製もしくはアルミ製の方が失敗は少ないでしょう。
(補足)本来ならば三者で一番熱伝導率の高いアルミ製をおすすめたいところですが、アルミ製のシェラカップは選択肢が少ないので、「ステンレス製もしくはアルミ製」としました。
目盛り付き
炊飯は水加減が重要です。
慣れてくれば目盛りは必要ありませんが、水加減の感覚がつかめないうちは目盛りを見ながら分量を調節してください。
その他(形状や炊きたい量に合った大きさか 等)
シェラカップにはグラスのように縦長の形状をしたものがありますが、炊飯で使用するなら平たい形状のシェラカップが適しています。
また、自分が炊きたい量に見合った大きさのシェラカップかどうかも重要です。
一番売れている300ccクラスのシェラカップはご飯茶碗一杯分(およそ0.5合)分しか炊けません。
条件を満たしたおすすめのシェラカップについて
条件に合うシェラカップのうち、定番の300ccサイズから有名ブランドの3つをご紹介します。
一番のおすすめはキャプテンスタッグのシェラカップです。
価格が1,000円前後と安くメモリが細かいです。
スノーピークもメモリが細かいです。
私が好きなユニフォームも1,000円前後で購入できます。
ちなみに、300ccでは足りない方は少し大きめの420ccもあります。
もう一回り大きいモノにキャプテンスタッグのビックシェラカップがあります。
こちらは630ccです。
他にもっと大きめのサイズがありますが、シェラカップ炊飯は一人分のちょうどいい量を炊飯できることがメリットの一つです。
これ以上の量を炊きたいなら普通のクッカーで炊飯することをおすすめします。
最後に
シェラカップでの炊飯は調理専用のクッカーと比べると少し難易度が高めですが、シェラカップで炊飯ができるようになれば、ほとんどのクッカーで炊飯ができるようになるので是非チャレンジしてみてください。
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