クオルツ ジュラルミンチェア

キャンプギア

 クオルツのジュラルミンチェアは積載量に制限のある自転車において有用なアウトドアチェアの一つです。

 元サイクリングの視点からクオルツのジュラルミンチェアをご紹介します。

 結論から言うと、耐荷重が70kgがクリアできれば「コーヒーツーリング」「ラーメンツーリング」に最適で、「キャンプツーリング」にも(個人的には)持って行きたいチェアとなります。

 定価が税抜1,500円と格安なのでおすすめです。

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折り畳み時のサイズと重量について

 自転車では積載量に限りがあるので、折り畳み時のサイズと重量が重要になってきます。

収納時のサイズ(約)
 ・幅35.6cm×24cm×5.5cm
重量
 ・約350g

 実際に購入したものを計測してみました。

幅と奥行きはほぼカタログ値と同じ
私が購入したものは厚みが5cmもありませんでした
重量は369gでした

 これだけ薄くて小さいと、私が持っている一番小さいサイドバッグにも入りそうです。

愛用のオルトリーブ・スポーツローラーブラス 片側12.5L

 実際に入れてみました。

 縦方向が少しギリギリでしたが、入れることができました。

 このサイズなら、ほかにもバーナー、テーブル、水筒等も余裕で入るので「コーヒーツーリング」や「ラーメンツーリング」に最適です

使用時のサイズについて

使用時のサイズ(約)
 ・幅24cm×奥行27.5cm×高さ47cm(座面の高さ27cm)

 こちらも実際に購入したものを計測してみました。

幅は24cmですが、座面の幅は約18cmでした。
奥行は背もたれ部も込みで約27.5cm
高さは背もたれ込みで約47cmとのことでしたが、実際は45cmくらいでした。

実際の使用感について

 まず、質感についてみていきましょう。

 材質は、金属部がアルミニウムでブルーの着色をしたアルマイト加工がしてあります。

 カラー展開はなく、このブルーのみとなります。

 貼り材はポリエステルで縫製は(糸のほつれがないこと、断端の処理に抜けないことから)割としっかりしていると感じました。

 材質の質感的にはしっかりしていて安っぽさはない印象でした。

 では、実際に座ってみます。

 参考までに私の体重は60kgです。

 座面が小さいのではみ出しているように見えますが、ちゃんと座れました。

 次に、背もたれに少し腰をあずけてみます。

 嫌なしなり等はなく、腰を支える分には十分役に立ちそうです。

 クオルツにはより軽量なスツールもありますが、腰を支えてくれる背もたれがあるこちらのジュラルミンチェアの方がおすすめです。

 ただし、所謂ヘリノックスタイプのようなチェアではないので背中を包むような構造にはっていません。

 キャンプのスタイルによって長時間座るような場合は、積載量に余裕があればヘリノックスタイプのチェアの方がいいかもしれません。

 耐荷重が70kgとなっており不安があるかもしれませんが、おそらく安全マージンがとられている関係で体重60kgの成人が座っても不安になるようなしなりやがたつきはありませんでした。

まとめ

 クオルツジュラルミンチェアは、収納時の大きさが薄く小さいので積載量に制限のある自転車を活用するシーンに持って行きたいチェアです。

 耐荷重が70kgがクリアできれば特に「コーヒーツーリング」「ラーメンツーリング」に最適です。

 耐荷重が70kgとなっており不安があるかもしれませんが、おそらく安全マージンがとられている関係で体重60kgの成人が座っても不安になるようなしなりやがたつきはありませんでした。

 背もたれも腰を支えるには十分な作りと感じたので、個人的には「キャンプツーリング」にも持って行きたいところです。

 ただし、ヘリノックスタイプのチェアのように背中を包むような構造にはなっていないため、自分のキャンプシーンを考えて選択する必要があります。

 例えば焚火をしてまったり過ごす等、座っているシーンが多いようなキャンプの場合はヘリノックスタイプのようなチェアの方がいいかもしれません。

 少なくともヘリノックスタイプのチェアとジャンルが違うので、クオルツジュラルミンチェアと同じ形状のチェアを持っていない方で耐荷重70kgが問題ない方にはおすすめのチェアです。

 定価が税抜1,500円と格安なのでセカンドチェアとしてもおすすめです。

 

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