今回は碓氷峠Mapleヒルクライムin安中2024をご紹介します。
なんとこの大会はミニベロクラスがあるので、タイレルのLooXで参加してきました。
ヒルクライム後のお楽しみもご紹介しますね。
碓氷峠Mapleヒルクライムin安中2024
まずはヒルクライムの様子を簡単にご紹介します。
ミニベロクラスはエキスパート部門の次にスタート。
スタートゲートをくぐったら計測開始です。
スタート付近は応援があってとっても良い雰囲気でした。
少し進むと、峠の中に入っていきます。
今回のコースは平均勾配3.8%で、全長が13.09kmと初心者の方でも登りやすいコースになっています。
碓氷湖付近でも力強い声援がありました!
碓氷湖から少し進むと今回見どころめがね橋(碓氷第三橋梁)がありました。
あまりのすごさに帰りの下りで写真を撮りました。
(以下3枚の写真は、ヒルクライム中ではなく下りの際に撮ったものです)
めがね橋(碓氷第三橋梁)は明治25年12月に完成した日本最大級のレンガ造りのアーチ橋です。
アプト式鉄道時代の名残で国の重要文化財に指定されているそうです。
下から見上げると大きい。
川底からの高さが31mもあるそうです。
めがね橋も凄かったですが、個人的にはめがね橋付近の応援もすごいと思いました。
安中市の太鼓の会「涼風」さんの応援にも元気をもらいました。
しばらく走っていると「市長」のゼッケンが目の前に・・・。
なんと安中市町さん自らが、このヒルクライムに参加しておられました。
乗っている自転車は協賛のデイトナモビリティさんから貸してもらったDE04(電動自転車)とのことでしたが、一緒に走れて嬉しかったです。
どさくさに紛れて「来年もぜひ開催してほしいです!」と伝えてしまいました。
市長さんと別れてしばらくすると今度は日本版悪魔おじさんの声援がありました。
コスプレも完璧でした。
悪魔おじさんは海外の熱狂的なロードレースファンです(ロードレースファンの中では超有名人)。
今回はそのコスプレをした方がいました。
ここは8月末の大雨で土砂崩れがあって通行止めになった場所かも。
碓氷峠は大会10日前に開通したばかり。
開通して本当に良かったです。
開通にご尽力くださった関係者の皆様、本当にありがとうございました。
碓氷峠は走っていて本当に気持ちよいです。
特にこの季節は木々の色づき、木漏れ日、冷たい風と本当に気持ち良い。
走っていて幸せでした。
給水ポイントでスポーツドリンクを補給。
後少しがんばります。
ゴールまで残り1km。
後少し!
と、ここで大失敗。
ゴール時の映像が撮れていませんでした。
でもちゃんと完走はしていますよ。
ゴール後はおもてなしの豚汁を食べて下りました。
碓氷峠の森公園交流館「峠の湯」
碓氷峠Mapleヒルクライムは下山後もお楽しみがたくさん!
参加者には温泉「碓氷峠の森公園交流館 峠の湯」や、その食堂、会場に来ているキッチンカー等で使用できるおもてなしticketがもらえます。
今回はとりあえず峠の湯の食堂に行って、みんなでご飯を食べました。
峠の湯にも浸かって大満足(工事中で温泉ではなく沸かし湯でしたがとっても気持ちよかったです)。
Daytona Mobility (デイトナモビリティ)
会場にあるブースも見てまわりました。
まずはデイトナモビリティさん。
ミニベロの電動自転車が有名なメーカーさんで、このDE01を見たことがある方もいるかもしれません。
DE01は電動自転車なのに折りたたみができるので、とっても便利。
持つと重たいですが走りは軽いです(個人の感想です)。
そしてこちらがDE01の上位グレードのDE01Xです。
DE01Xはホイールサイズが451(大きい方の20インチ)になっており、ブレーキも油圧ディスクブレーキになっています。
走行性能を求めたい方はこのDE01Xがおすすめです。
折りたたみ機構が不要と言う方はDE03はいかがでしょうか。
DE03はダイヤモンド型フレームの20インチ電動ミニベロです。
個人的にこのシルエット好きなんですよね。
で、こちらはDE03をカスタムした車体です。
こちらは販売はしておらず、デイトナモビリティのイベント担当の方がカスタムした機体です。
ブレーキレバーに「DAYTONA」の文字が!
クランクにも「DAYTONA」の文字がありますが、実はこれデイトナというカンパニョーロのコンポーネントです。
私の記憶では2000年頃に少しの期間だけ販売していたコンポだったと思います。
デイトナの文字が入っているので頑張って集めたそうです。
こだわりのカスタムを見せていただいて嬉しかったです。
今回のイベントには新商品もありました。
自転車ではないんですが、DK01という電動キックボードです。
デイトナモビリティさんらしく、とっても素敵なデザインでした。
電動自転車のミニベロが気になる方は、ぜひデイトナモビリティさんを調べてみてください。
戸丸大地さん 愛車
会場内を散策しているとチャリダーというテレビ番組に出演している戸丸大地さんにお会することができました。
特に登りに情熱を注いでいる方で、今回のヒルクライムも参加していたそうです。
高校時代から使用しているという愛車を見せていただきました。
まず気がついたのは小さいチェーンリング。
チェーンリングは31Tでクランク長は175mmだそうです。
リアは16Tで、さらに内装3段ギアという仕様。
この愛車のベースは市販の所謂ママチャリとのこと。
なんと重量は22kg!
これで登坂していたなんて凄すぎる!
最後に反射素材でできたマスコットを頂きました。
自転車への情熱だけでなく、事故防止の啓蒙も・・・素晴らしい方でした。
ありがとうございました。
shiztech (シズテック)
お次はカスタムハンドメイドサイクルのshiztech (シズテック)さんを見せていただきました。
このフレームとっても魅力的ですよね。
独創的なフレームのミニベロは思わず欲しくなってしまいます。
寸法のオーダーだけでなく、パイプの素材から相談に乗ってくれるとのことです。
昔ながらのダイヤモンド型フレームも制作しているそうです。
気になった方はshiztech (シズテック)さんを調べてみてください。
あんなか梅スイーツ
お楽しみはまだまだ続きます。
参加者に配布される「あんなか梅スイーツ引換券」を使用したいと思います。
梅って疲れた体に嬉しいですよね。
実は群馬は梅の生産量が全国2位。
さらに安中市は「ぐんま三大梅林」の秋間梅林があるそうです。
秋間梅林を使用したスイーツはどれもおすすめで、安中市内には14店舗もの梅スイーツのお店があるそうです。
すごく迷いましたが、私は梅餅にしました。
梅シロップがすごく良い香りでした。
梅シロップがすっきりとしていて、酸味と甘みのバランスがよくあっという間に食べてしまいました。
ご馳走様でした。
最後に
碓氷峠Mapleヒルクライムin安中は今回が初めての開催でした。
事前情報がない中、ドキドキしながら参加したのですがとっても雰囲気の良い大会でした。
ヒルクライムももちろんよかったのですが、ヒルクライム後のお楽しみもとってもよかったです。
特に参加者に配られるおもてなしticketがとってもよかったです。
会場の温泉・食堂・キッチンカーで使えるだけでなく、荻野屋や鉄道文化むら等、市内のお店でも使用できました。
碓氷峠Mapleヒルクライムin安中は「群馬」「安中」を感じられる素晴らしい大会でした。
来年も参加したいなと思いました。
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