今回は東京のお台場で開催されたGRAND CYCLE TOKYO (グランドサイクル東京)の様子をご紹介します。
当日はレインボーブリッジを自転車で走れるレインボーライドもあり大盛り上がりでした。
レインボーライドは残念ながら走れなかったのですが、イベントブースだけでもかなり楽しかったです。
GRAND CYCLE TOKYO (グランドサイクル東京)
会場のお台場にやってきました。
レインボーブリッジを自転車で渡れるレインボーライドの参加者さんたちが続々帰ってきていて結構盛り上がっていたので、来年はレインボーライドも参加してみたいです。
レインボーライドのゴール地点には結構広いイベント会場があって、様々なブースがありました。
今回は全部ご紹介することはできないので、私が気になった所をご紹介したいと思います。
ARTMA (アルテマ)
まずご紹介したいのは、アルテマのロードバイクライラスです。
詳しくは東京ベイバイシクルのページを確認して欲しいのですが、なんと完成車で税込131,780円。
以前ご紹介した時は1サイズのみでしたが、なんとフレームサイズ520mmが2025年2月に発売決定とのこと。
小さいサイズも開発中とのことで、ロードバイクの購入を考えている方は検討してみてください。
ミズタニ自転車
お次はミズタニ自転車さんのブースでいろいろとお話を聞くことができました。
ミズタニ自転車さんはVAUDE(ファウデ)というブランドも取り扱っていて、今回はバッグ類の展示が多かったです。
VAUDE(ファウデ)は今年創業50周年のドイツのスポーツ用品メーカーです。
ドイツでは有名で、環境に配慮しており大統領からも表彰されたメーカーとのことです。
こちらはフレームバッグ。
右下のFrame Bag LはTyrellのIVEにちょうど良いサイズのようです。
実際に取り付けるとこんな感じ。
フレームバッグのサイズは3種類あって、真ん中のサイズなのですがモデル名はLなので注意してください。
(参考)ファウデ Frame Bag L
こちらは防水のサドルバッグ。
3サイズありました。
(参考)Mサイズ
(参考)Lサイズ
(参考)XLサイズ
こちらのサドルバッグは防水ではありませんが、全面反射素材を使用しています。
ワンポイントではなく面で反射するので心強いですね。
(参考)ファウデ Race Light M Luminum
(参考)ファウデ Race Light L Luminum
ところで、ミズタニ自転車さんといえばTyrellも取り扱っています。
今回は黄色いLooXに何やらサイドバッグが取り付けられていました。
実はこれ未発売のサイドバッグでした。
既存のサイドバッグにはない工夫として、カゴとバッグが分離するようになっています。
カゴに自分が持っているバッグを入れるなど使い勝手が良さそうです。
メーカーは先ほどご紹介したVAUDE(ファウデ)で、2025年3月頃に2万円弱くらいで発売するそうです。
(あくまでも予定とのことで、多少の変更があるかもしれません。また、下の画像で2024年となっているのは誤植です。すいません。)
株式会社ESR
お次は株式会社ESRさんのブースです。
ESRさんの自転車部門では大きく分けて2種類のモデルがあります。
まずはPURSUER(パーサー)という20インチの折りたたみ自転車をご紹介します。
試乗した感想としては「20インチなのでミニベロ特有の癖が少なく、初心者の方が1台目として買っても無理なく乗れそう」といった感じで、強い個性はありませんが安心して乗れる自転車かなと思いました。
走行性能もミニベロとしては高い方なので、ロードバイクに乗っている方の2台目としても良いかなと感じました。
ちなみにVブレーキモデルとディスクブレーキモデルがあります。
強い個性はないと書きましたが、細部はこだわって作っています。
価格にしてはフレームがとっても綺麗なんですよね。
とくに溶接部の処理がとっても綺麗。
詳しく開発者さんが解説してくれているので次の動画をぜひご視聴ください。
折りたたみの接合部にはアルミの鍛造部品を使用していてガッチリと嵌合するようになっています。
ここも詳しく開発者さんが解説してくれているので次の動画をぜひご視聴ください。
もう一つがVENTI (ベンティー)という電動の小径折りたたみ自転車です。
実際に試乗されてもらったのですが、アシストレベル5段階中の3でも十分なほどの力強さを感じました(個人の感想です)。
太いフレームが個性的なシルエットを作り出していますが、実はフレームの中にバッテリーが入っています。
太いフレームとバッテリーが表から見えないデザインは、率直にカッコ良いなと思いました。
ちなみに、リアキャリアは標準装備。
キャリア付きの電動自転車なので、アウトドア好きの方が釣り道具を積載して走ったり、音楽好きな人が荷台に巨大なアンプを乗せて山の上で音楽を楽しんだりしているそうです。
なんかいろいろな使い方ができそうですね。
茨城県 つくば霞ヶ浦りんりんロード
次は茨城県のつくば霞ヶ浦りんりんロードをPRしているブースでお話しを伺いました。
「実は茨城県は自転車乗りにとって、とっても魅力的な県なんですよ」とのこと。
茨城県の南は霞ヶ浦一周やりんりんロード等、私も走ったことのある楽しいコースがたくさん。
初心者さんから上級者さんまで満足できるコースがあります。
このエリアは知っていました。
そして、海沿いの道はSNS映えするスポットがたくさんとのこと(ビギナー〜上級者向け)。
北部は本格的なヒルクライムルートがあり、ロードバイクの練習で訪れる方も多いとのこと。
本格的なヒルクライムと美しい風景を楽しみたいですね(中級〜上級向け)。
また、茨城県にはたくさんのサイクルイベントがあります。
ライドイベントやデジタルスタンプラリーなど、気になる方は調べてみて欲しいです。
ちなみに、ご説明いただいた方の個人的なおすすめは「イバラキマチサイクリングスタンプラリー」とのことです。
私も行ってみようかな!?
富山県 富山湾岸サイクリングコース
お次は富山県の富山湾岸サイクリングコースのブースです。
実は富山県は日本に6つしかないナショナルサイクリングルートがあります。
2025年4月20日にはそのコースを走る富山湾岸サイクリングというイベントをやるみたいなので、気になる方はぜひ調べてみてください。
滋賀県 ビワイチ
お次は滋賀県ビワイチのブースです。
琵琶湖一周を略してビワイチです。
私も15年以上前にビワイチをしました。
その時はなかったんですが、今は様々な環境が整っていて初心者でも挑戦しやすくなったそうです。
例えばサイクリストにやさしい宿。
自転車をそのまま部屋に持ち込めたりするそうです。
ちなみに毎年11月3日はビワイチの日になっていて、その前後には特別なイベントがあるらしいです。
例えば今年だと11/2〜11/4の3日間のうちに4カ所の特設エイドを回るとビワイチ認定証がもらえたとのこと。
ビワイチに挑戦したい方はビワイチの日に合わせて行ってみるのも良さそうですね。
なお、ビワイチする際は琵琶湖周辺の魅力的なスポットに立ち寄ることをおすすめされました。
ただ一周するだけではもったいないですよとのことでした。
愛媛県・広島県 サイクリングしまなみ
しまなみ海道は一度は行ってみたいですよね。
実は私、まだ行ったことがなくて興味津々でお話を伺いました。
しまなみ海道は、広島県尾道市から愛媛県今治市にある西瀬戸自動車道に併設する長距離サイクリングルートでナショナルサイクリングルートにもなっています。
私も知らなかったのですが、しまなみ海道周辺にはたくさんのサイクリングコースがあるとのことです。
例えばゆめしま街道。
こちらも島々を繋ぐ爽快なルートとのことです。
また、愛媛を起点とした四国一周のサイクリングプランもあるそうです。
デジタルスタンプラリーもやっているそうで、3つのエリアで色々楽しめるとか。
気になる方はしまひめライドで調べて欲しいとのことです。
色々お話を伺った後、しまなみ海道のバーチャル体験をさせていただくことになりました。
場所はしまなみ海道の愛媛県側で一番大きな橋「来島海峡大橋」です。
なお、自転車は歩道側を走ることになるのですが、これはシミュレーターなので車道側の映像になります。
ただ、例外的に車道を走れるイベントがあります。
それがサイクリングしまなみ。
2年に1度開催されていて、次は2026年だそうです。
シミュレーターでは正面の映像だけですが、来島海峡大橋は左右の景色が素晴らしいとのことでサイクリングしまなみに出て実際の風景を見てみたいなと思いました。
THE ROAD RACE TOKYO
最後にご紹介するのはこちら。
2025年7月13日にUCI公認の国際自転車ロードレースを東京で開催するそうです。
エリート男子はスタートが武蔵野の森公園でフィニッシュがJR青梅駅前だそうです。
観戦しに行ったり、コースをトレースしてみるのも面白いかもしれないですね。
最後に
いろいろなブースがあって楽しかったですが、個人的にはサイクルツーリズムのブースが気になりました。
日本全国まだまだ走ったことのない場所が多いので、いつかチャレンジしたいです。
今年はレインボーライドに参加できませんでしたが、来年はレインボーライドもチャレンジしてレインボーブリッジを渡りたいなと思いました。
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