前回はGoPro純正ポールマウントの開封レビューをしましたが、今回は実際に録画した映像についてみていきます。
チェストマウントとの比較もします。
動画から切り出した画像を使ってまとめますが、最後に動画についてもご紹介します。
ポールマウントの映像の特徴について
GoPro純正ポールマウントは9mm径~35mm径まで対応しているので、バックステーに取り付ける等アイディア次第でおもしろい映像が撮れます。
今回はオーソドックスにハンドルバーに取り付けた場合の映像について取り上げます。
ハンドルバーに取り付けた場合の映像は次のような特徴があると考えられます。
・目線より少し下の映像となる
・地面の凹凸に連動してカメラが上下方向に動く
・カメラがハンドルを切った方向に向く
では実際にどうでしょうか。
マウンテンバイクでオフロードを走った時の映像を切り出してみます(実際の動画は最後にまとめてご紹介します)。
切り出した映像からはわかりにくいですが、実際に走った本人からするとやはり目線よりも低い映像と感じます。
では次に「地面の凹凸に連動してカメラが上下方向に動く」についてです。
サスペンションフォークが効いているとはいえ、ガタガタのオフロードを走っただけあってハンドルバーは地面の凹凸をひろって上下にガタガタと振動している状態で録画しました。
しかし上記の切り出し画像がぶれていないことからもわかるように、上下の動きは「GoPro HERO9 Black」の手振れ補正によって見事に打ち消されていて全く気になりませんでした。
これは最後の動画で是非確認して欲しいです。
また、大きなコブを超えた際も上下の動きがある程度吸収された映像になっています。
先ほどの切り出した映像と同じ場面をチェストマウントで撮るとこうなりました。
画面の一番下にあるはずのハンドルバーが画面の1/3まで上がってくるくらいの大きなコブでしたが、ポールマウントの場合そこまで大きなコブという感じが無くなります。
これはデメリットにもなり得て、手振れ補正も効きすぎると臨場感が損なわれる原因になると感じました。
最後に「カメラがハンドルを切った方向に向く」についてです。
結論から言うと、カメラがハンドルを切った方向に向きますが、個人的はあまり気になりませんでした。
これは回転軸に近い位置にマウントしていたから気にならなかっただけで、回転軸から遠いバーエンドに近い部分にマウントすると気になるかもしれません。
また、自転車はハンドルを切って曲がるのではなく車体を傾けて曲がるという特性も影響していると考えられます。
チェストマウントとポールマウントの切り出し映像を比較しても気にならないレベルということがわかると思います。
ということで、結論は次のようになります。
・目線より少し下の映像となる
・地面の凹凸に連動してカメラが上下方向に動くが、実際の映像はカメラの手振れ補正が強ければ打ち消すことができる。
・カメラがハンドルを切った方向に向く
チェストマウントとの比較
結論から言うと、ポールマウントとチェストマウントの映像に優劣はありません。
カメラの手振れ補正の程度にもよりますが、ポールマウントはドローンで撮ったような滑らかな映像になり個人的には好きです。
逆にチェストマウントの映像はハンドルが見えて、しかもそのハンドルが激しく動くことで臨場感のある映像となります。
結局は好みの問題だと思います。
↑露出が違っていて申し訳ありません(^-^;
最後の動画で確認してみてください。
最後に(実際の動画について)
まとめるとポールマウントの映像は次のようになります。
・目線より少し下の映像となる
・地面の凹凸に連動してカメラが上下方向に動くが、実際の映像はカメラの手振れ補正が強ければ打ち消すことができる。
・カメラがハンドルを切った方向に向く
これらの特徴に注意して実際の動画の動画で確認してみてください。
まずはポールマウントの動画↓
次にチェストマウントの動画↓
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