前回までにキャンドゥとダイソーのウインドスクリーンをご紹介しました。
今回は両者を比較してそれぞれの特徴をまとめます。
そもそもの製品コンセプトが異なっているのでどちらが優れているかではなくどちらが自分に合っているかを考えてみてください。
製品コンセプトの違い
実は両者とも製品コンセプトが異なっていて、想定している使用用途が異なります。
まずはこちらの写真をご覧ください。明らかにサイズが違います。
小さい方のキャンドゥはアルコールバーナーやミニストーブなどの使用を想定していて、大きい方のダイソーはシングルガスバーナー等の使用を想定しています。
パッケージにも写真があります↓
一般的なシングルガスバーナーにキャンドゥのウインドスクリーンを使用すると、火口まで届かず風よけになりません。
”大は小を兼ねる”ということでダイソーならいいのかというと・・・
まぁそうなんですが、重量が倍近く重たくなるのでそれをどう見るかとなります。
また、アルコールストーブによってはキャンドゥのウインドスクリーンでも小さい場合があるので注意が必要でです。
では次に具体的なサイズ等をまとめてみます。
仕様の比較表
両者の仕様を比較表にしました。
データのないところは実測値となっています。
製品 | キャンドゥ 折りたたみ式アルミ風防 | ダイソー アルミ風よけ(コンロ用) |
使用時 サイズ | 約59×13.5 cm | 約66×24 cm |
収納時 サイズ | 約7.7×13.5 cm | 約8.3×24 cm |
重量 | 105g(実測値) | 191g(実測値) |
材質(本体) | アルミニウム | アルミニウム |
材質(ポーチ) | ポリエステル | ポリエステル |
その他 | ポーチあり 地面に挿して固定する ストッパー付き | ポーチあり 地面に挿して固定する ストッパー付き |
税込 価格 | ¥330 | ¥550 |
個人的にはサイズと重量の差が気になります。
これから購入される方は価格も要チェックポイントですね。
両者とも100円商品ではありませんのでご注意ください。
細部の比較
せっかくなので細部の違いもみてみます。
まず見た目の違いについてです。
キャンドゥが燻銀のような表面で、ダイソーが鏡面に近いような仕上げになっています。
次に板厚ですが、これはどちらもほぼ同じでした。
ちなみにエッジの処理は、バリというほどのものではないかもしれませんが、ややつっかかりがあるのでどうしても気になる方はやすりがけしてください。
付属のポーチはどちらもポリエステルですが、キャンドゥはシャカシャカした固めの生地に対して、ダイソーは触り心地がすべすべしていて柔らかくやや上質な生地という印象です。
また、キャンドゥのポーチは本体に対して大きめに作られているので簡単に収納することができます。
ダイソーのポーチも入れにくいというわけではなく、普通のポーチとして十分に使用できます。
最後に(結論)
結論は「想定している使用用途が異なるので自分に合った方を選択する」です。
実物を並べるとわかりやすいかもしれませんね↓
アルコールストーブ等を使用する際にはキャンドゥのウインドスクリーンがぴったりです。
シングルガスバーナーを使用する際にはダイソーのウインドスクリーンがぴったりです。
あと、もっと大きいサイズのウインドスクリーンがいいという方に大きいウインドスクリーンもご紹介しておきますね。
こちらはサイズが幅930x奥行450x厚さ6mmとかなり大型で物によっては焚火台のウインドスクリーンとしても使用できます。
材質はステンレス鋼なので丈夫ですが、その分重量があり約2kgあります。
このサイズはなかなかないので、大きいサイズが欲しければ検討してみてください。
皆さんもぜひ自分に合ったウインドスクリーンについて考えみてください。
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